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今後の相続対策で最も重要な点 その2

京都双葉法律事務所は京都府の長岡京市に事務所を設立しています。皆様のなかには歴史の教科書で長岡京という都のことを聞かれたご記憶をお持ちの方も多くおられるのではないかと思いますが、西暦794年に桓武天皇が京都市内に都を移される以前は、我が国の都は長岡京市を含むここ乙訓(おとくに)にありました。長岡京という名称から長岡京市内に都があったと思われる方も多いですが、長岡京の宮殿は長岡京市内に隣接する向日市内に構築されており、京都双葉法律事務所は長岡京の宮殿跡付近にあり、事務所周辺には古墳時代から続く数々の史跡が残されています。

乙訓地域は、京都市内から大阪へ向かってJR京都線及び阪急京都線が併走しており、京都市内からは鉄道で10分余りの距離にあることもあり、京都や大阪で就労される勤労者の方が多く移住されてこの地で住宅を購入されています。他方、古くから乙訓地域に住まわれている方は相当な規模の不動産を保有されている方もおられ、地価の上昇に伴い不動産価格も上昇しているため相続税の対策は重要な課題となっています。相続税対策等と称して金融機関から借入れをされている方も多く、借入れに伴い複数の不動産に共同担保が設定されているような事案では、遺産分割協議の際、不動産を誰が承継するかをめぐり紛糾することがしばしばあります。

金融機関から借入れをされていても総体的には積極財産の方が多いわけですから、相続税が賦課される事案が多く相続税納付のため流動性資金の確保が重要ですが、遺産分割に際しても、不動産に共同担保が設定されている場合や特定の承継者に不動産を集約帰属させることを意図される等の事案では、法定相続人のうち特定者に不動産が承継されるわけですから他の相続人が相続放棄をしない限りは他の相続人に対し何らかの遺産の分与が必要となりそれは通常、代償金(現金)で賄われることになります。ですから、相続税の納付の資金のためだけでなく円滑な遺産分割を推し進めるためにも流動資産の確保はますます重要となります。

不動産の評価は、土地の場合は通常、路線価を基礎に、建物の場合は固定資産税評価額を基礎に行われます。これら不動産の評価額については土地の形状等によりその価格を減少させることが可能となる場合があり相続税対策としては大変重要です。

相続税については相続に詳しい親切な税理士にご相談されることをお薦めします。京都双葉法律事務所では相続税務に精通した税理士を紹介させていただきますので当事務所での相続のご相談に際しては是非、遠慮なくお申し付けください。