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商標権侵害事件は頻繁に起こっております。

Intellectual Property

・商標権侵害は一部の海外の国の話ではありません。
海外へ行けば、偽物が公然と売られていることもありますが、商標権侵害は一部の海外の国の話ではありません。日本国内でも頻繁に起こっております。もちろん、人を欺くために偽ブランドを作っていることは少ないですが、商標登録をしていなかったために、偶然バッティングしてしまうことがあるのです。特にインターネットの発達とともに、一地方だけの商品やサービスを日本のどこにいても知ることができるようになり、検索サイトでも同時にヒットしてしまい、検索する人はさらに地域まで限定して、その商品やサービスを特定している事実をよく見かけます。
・売り上げが大きければ裁判になりやすいです。
訴える側も費用がかかるので、侵害者が儲かっていないと、訴える側が損をするだけです。そこまでしてもブランドを守りたい場合はいいのですが、そこまで有名でない場合は使用の中止を求めるだけで終わってしまいます。警告書で告知し、侵害者が使用を中止すればそれで終わってしまいます。そのような事件は表に出ないだけで頻繁に行われております。
そのような争いを避けることも企業努力の一つですし、そもそも自分の商品名やサービス名に愛着を持っていない証拠でもあり、企業が長続きしません。商標登録は社会的にも見ても重要な行為なのです。そんなことはどうでもいいというスタンスは大変危険です。

京都双葉法律事務所 弁護士 中井基之(京都弁護士会所属)
京都府長岡京市滝ノ町1丁目5-14 TEL:075-950-0648
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